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カテゴリ:プロ将棋観戦( 80 )


新竜王誕生で新時代


竜王戦の第7局で広瀬九段が勝利。

羽生さんはタイトル通算100期を逃し、しかも27年ぶりに無冠となってしまいました。

対局後の羽生さんのコメントは、実に淡々としていました。

結果を出せなかったのは、自分の実力が足りなかったことだと思うので、また力をつけて次のチャンスを掴めたらいいなと思っています。
こういう自然体のコメントが羽生さんらしくて、とても良い感じです。

羽生さんは軒並み記録を打ち立ててきた人ですから、「100期」「タイトル所持」といった記録にすでに執着はないのかも知れません。

羽生さんは調子悪かった?

AbemaTVの第7局の解説で、谷川九段が登場しました。久しぶりに解説を拝見できてうれしかったです。

羽生さんが負けたときに谷川さんが言っていたのは、「技術やメンタルで今回広瀬さんが上回った」という発言。

どうやら谷川さんは、羽生さんの指し筋にいまひとつ納得がいっていなかったようです。

たしかに、「あれっ?」という指し手がいつくかありました。中盤のねじり合いで、控室での検討で「これはダメ」と結論が出たような手を羽生さんは指したりしていました。

羽生さんは今、調子が悪い時期なのかも知れません。それでも第7局まで持ち込むのがすごいことですが。

広瀬竜王誕生で新時代

竜王位についた広瀬竜王は、レーティングでも全棋士のトップでした。竜王を獲得したことで文字通り「最強の棋士」です。

広瀬さんの書いた棋書を何冊か読んだことがありますが、文章に切れ味があります。文才もある方です。

それにしても、将棋のタイトルから羽生さんがいなくなって、若手が軒並み台頭。

今、まさに将棋の新時代が到来したことになりますね。

私自身が中年なので、古株の棋士にがんばってほしい気持ちがあります。しかし、若手が台頭して新陳代謝があるのは、将棋界にとって望ましいことなのだと思います。

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by clickshogi | 2018-12-23 20:27 | プロ将棋観戦 | Comments(0)

将棋の竜王戦が始まりました。

羽生竜王に広瀬八段が挑戦しています。

羽生竜王にとっては「通算タイトル100期」の偉業がかかったタイトル戦でもあります。

昨日の第一局2日目は羽生竜王が勝利しました。

ところで、羽生VS広瀬の対戦成績ですが、昨日の対局を含めると、羽生16勝広瀬8勝のダブルスコアが開いています。

しかしながら、棋士レーティングでは、昨日の時点で広瀬八段はなんと1位。最強の棋士なんです。

羽生竜王は6位で、それほど差はありませんが。

広瀬八段の成績から考えても、紛れもないトップ棋士で、実力的には羽生竜王にまったく引けを取らない。

しかし、相性で言えば、広瀬八段は羽生竜王を苦手としているのかも知れません。

人間がやることなので、それぞれの将棋にはどうしても個性がある。個性を持つ将棋がぶつかりあえば、相性が生じます

実力が同じであっても、勝ちやすい相手と勝ちにくい相手が出てきます。

羽生竜王にとっては、100期達成の大チャンスといえるかも知れません。

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by clickshogi | 2018-10-13 12:29 | プロ将棋観戦 | Comments(0)

昨日、A級順位戦最終一斉対局(将棋界で一番長い日)でした。

アメバTVで観ていましたが、熱戦でした。

豊島八段が早い段階で形勢不利になり、久保王将と深浦九段の対局に注目が集まりました。

終盤にかけて久保王将が有利にみえた局面もありましたが、深浦九段の落ち着いた指し回しが冴えわたって、深浦九段の勝利。

豊島八段も久保王将も敗れたため、6人のプレーオフとなりました。

プレーオフはパラマストーナメント方式です。下位が戦って、その勝者が上位者と戦うシステム。プロ野球のクライマックスシリーズでもお馴染みです。

豊島八段も久保王将も順位が下のため、名人戦の挑戦者となるためには5連勝が必要となります。

昨日はどちらかが一勝すれば挑戦者だったので、昨日の負けは痛いところです。

A級トップ棋士同士の戦いは、「あと一勝」が大変です。

将棋ファンとしては、プレーオフの熱戦も堪能できるのはうれしいことです。

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by clickshogi | 2018-03-03 14:43 | プロ将棋観戦 | Comments(0)

2018年となりました。
今年もよろしくお願いします。

最初の記事は、将来の展望をしてみたいと思います。

順位戦C級に属するプロ棋士の中で、将来の名人候補を10人選出します!

どういう基準で選出したか?という種明かしは最後に。

<現在C級に在籍している将来の名人候補十傑>

  • 永瀬拓矢 七段
  • 千田翔太 六段
  • 三枚堂達也 六段
  • 藤井聡太 四段
  • 佐々木勇気 六段
  • 増田康宏 四段
  • 高見泰地 五段
  • 近藤誠也 五段
  • 佐々木大地 四段
  • 青嶋未来 五段

この10人が将来のタイトル戦の主流になるのでは?という予測。

<選出の種明かし>

この選出は自動的に行いました。

将棋棋士レーティングランキング で、C級で10代20代の棋士を上から10人選出しました。
(2018年1月1日のレーティング順位)

上記10人は若手ながらレーティング上位の実力者揃いです。

将棋棋士レーティングは面白いです。順位戦や竜王戦の級は変動が少ないので、レーティングの方が実力がわかりやすく表示されます。


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by clickshogi | 2018-01-04 18:43 | プロ将棋観戦 | Comments(0)

ついに永世七冠が実現


竜王戦第5局が終わり、羽生棋聖が竜王位を獲得、永世七冠を達成しました。

驚異的な偉業です。

その前に、47歳で竜王戦の挑戦者になったこと自体が驚異的かも知れません。

羽生二冠がインタビューで語っているように、「これが最後のチャンス」だったかも知れません。

08年にあと1勝で永世七冠というところから、10年近くたって悲願を達成したことになります。

この10年、「羽生VS渡辺」は将棋界屈指の好カードとして、数々の名勝負を生んできました。

1人の将棋ファンとして本当にエキサイティングでした。

来年は、渡辺棋王のリベンジがあるか、それとも若手が躍進するか。

プロ将棋の世界は、いつも面白いです。


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by clickshogi | 2017-12-06 10:05 | プロ将棋観戦 | Comments(0)

近年のプロ将棋は激しい将棋が多い気がする点について、前回の記事の続きです。

ふと思い出したことですが、電王戦のコンピュータ将棋にもった印象と同じなんです。

当ブログでも「コンピュータ将棋の無理攻め体質」という言葉を使いました。

人間だったら、攻めが切れることを怖れて踏み込まない局面でも、コンピュータ将棋はガンガン攻める。

相手に手を渡して、お互い牽制し合うような将棋は、コンピュータ将棋ではあまり見かけないです。

しかし、人間よりもコンピュータ将棋が強いことを考えれば、無理攻めではないことになります。

若手棋士に激しい攻め将棋が多いのは、若い頃からコンピュータ将棋で研究しているからではないでしょうか。

今後10年で、どんどん将棋は変わっていく気がします。


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by clickshogi | 2017-11-02 17:40 | プロ将棋観戦 | Comments(0)

最近は若手の台頭が著しいです。

昨年、佐藤天彦名人が誕生してから、世代交代に弾みがついたみたいです。

若手が将棋界の中心になりつつあるにしたがって、将棋が変化している気がします。

素人の感想になりますが、最近のプロ将棋は激しい将棋が多くなった気がします。観戦しててエキサイティングです。

矢倉戦ばっかりだった頃の将棋は、もっと渋い将棋が多かった気がします。途中で差がついて決着がすぐにつかないように、お互い間合いを取り続ける。そんな将棋でした。

最近は、相手に手を渡さず、どんどん自分から踏み込むような印象を持っています。

若手の台頭による将棋の変化について書かれた本があれば読んでみたいです。何か発見したらこのブログでご紹介します。

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by clickshogi | 2017-10-16 02:03 | プロ将棋観戦 | Comments(0)

谷川前会長の心労の中身


将棋ソフト疑惑の騒動の責任を取る形で、谷川会長が辞任しました。

新会長には佐藤康光九段が就任し、難しい時期のかじ取りを行うことになります。

谷川前会長が辞任したのは、単に責任を取るだけでなく、体調不良もあるようです。

昨年末から体調を崩し、現在は入院されているようです。

心労が重なったことは想像に難くありませんが、「心労」の中身は何か?という点が重要かもしれません。

単に、将棋界の信頼を損なったこと、騒動の対応に追われたことだけでしょうか。

もしかしたら、「三浦九段が実は冤罪だったのではないか」という迷いの中に、心労の原因があるのかも知れません。

不正を行った人を処罰するなら心労はありませんが、不正を行わなかった(かも知れない)人を処罰したとなると、責任者に心労が蓄積するはずです。

あくまで想像ですが、谷川前会長の中で「もしかしたら冤罪だったのでは?」という気持ちがふくらんでいくごとに体調が悪化したように思います。

「疑わしきは罰せず」というのは、冤罪を避けるためなのはもちろんですが、統治者の心の健康のために必要なのかも知れません。
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by clickshogi | 2017-02-09 15:02 | プロ将棋観戦 | Comments(0)

三浦九段のソフト不正疑惑のニュースがありました。

日本将棋連盟が設けた第三者の調査委員会が「不正の証拠はない」という結論に達しました。三浦九段のスマホを調べても不正の痕跡はなかったとか。

それを受けて、日本将棋連盟の谷川九段が三浦九段に謝罪する内容の会見をしました。三浦九段は会見で「元に戻してほしい」と訴えました。

話題になっていた「将棋ソフトとの指し手一致率」については、バラツキがあるので証拠にならないとのこと。

うーん。たしかに終盤に入れば一致しても不思議はないし、「何%一致すれば黒」という線引きができない。証拠として採用するのは無理でしょう。

以下の2点の疑問が残りました。

三浦九段が一手ごとの離席を繰り返したという話がある。これについての事実関係と理由。

もし事実であれば納得のいく説明がほしいところ。事実でないなら、この話がどこから出たのか調査する必要があります。

もう1つ。そもそもスマホを解析して証拠がないことの具体的な説明。

遠隔操作のアプリを入れたら、アンインストールしても痕跡は残りそうだけど、このあたりの詳しい報告がありません。スマホやPCの痕跡は残るものなのか、消せるものなのか。調べることでどこまでわかるのか。この点の技術的な解説がない。

そもそも提出されたスマホが疑惑の対局日と同一のものか?という点から調べたのかどうかを説明していない。

第三者の調査委員会というのがどの程度の調査能力があるのかまったく不明です。だから妙なモヤモヤがある。

もちろん、まったくの冤罪である可能性もあるので、疑った目で見るのは間違っていると思うけど。

明確な証拠がない状態で、「やったに違いない」という空気が将棋界にあったわけです。冤罪はそうやって生まれるのかもしれない

疑わしきは罰せずの原則を守るようにしたいものです。(当ブログでも、完全中立とは言い切れない記述があったので反省しています)

確実に言えるのはひとつ。不正ができないシステムを作っていくことが大切だということ。

あと、奨励会も徹底した不正対策が必要ですね。10代の若い時期ほど、ITに詳しい人も多いし、若気の至りで一線を越えてしまうケースが多い。むしろ不正防止は奨励会の方を重点的にやった方がいいかもしれません。


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by clickshogi | 2016-12-27 22:46 | プロ将棋観戦 | Comments(0)

竜王戦が盛り上がる


渡辺竜王に丸山九段が挑戦している竜王戦は、勝ち星が3勝で並びました。次が決戦です。

三浦九段の出場停止で波乱の幕開けとなった今期の竜王戦ですが、熱戦が続いて盛り上がってますね。

第6戦は丸山九段の猛攻で、二日目の午前中に終わるのではないかという将棋。

渡辺VS丸山の竜王戦というと、2011年、2012年がありますが、そのときは渡辺竜王の貫禄勝ちでした。

そのときの印象が強かったわけですが、今期は互角の戦いです。

こうなると、三浦九段の疑惑が遠い昔の事のように思えてくるから不思議です。

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by clickshogi | 2016-12-08 17:22 | プロ将棋観戦 | Comments(0)