昨日、阿部光瑠四段VS習甦の対局でした。
コンピュータ将棋(習甦)の無理攻めにより、人間側の手堅い勝利。
午後からときどき観戦しましたが、コンピュータ将棋の強さは感じられない対局だったように思います。
解説の阿久津7段が「攻めが細いから無理」とした手を習甦は連発。
「攻めが続くかどうか」という手ではなく、「これは無理ですね」という手を習甦は選び続けたように思います。
筋の良くない手を選んで、コンピュータは自滅。
阿部光瑠四段はわりと余裕をもって指していたように見られました。
将棋倶楽部24でponanzaやボンクラーズの対局を見たときには、尋常じゃない強さを感じたのに、昨日はどうしたことでしょうか。
やはり、1分という早指し将棋がコンピュータに向いていたのか。
持ち時間の長い対局になれば、まだまだ人間が強いかも知れませんね。
ただし、電王戦はまだ始まったばかり。
コンピュータ将棋の強さを論じるのは、あと4局の戦いを見てからにします。