なぜネット将棋を中毒のようにやってしまったのか、ずっと考えていました。
ストレスからの逃避だろうと思っていましたが、実は日常でそれほどのストレスはありません。
依存症になるほどのストレスがないので、どうしても納得できなくて、いろいろ考えたところ、あることに思い当たりました。
それは、負けたときに「負けるのはおかしい」と感じていたことです。
勝ったときには「勝って当然。もっと勝たなきゃ」と思っていたのです。
こうやって言葉にすると馬鹿馬鹿しいんですが、けっこう本気でそう思い込んでいたようです。
つまり、自分のレーティング(実力)にたいして、「今の状態はおかしい」と無意識でみなしていたようです。
自分の実力はもっと上。こんなレベルでいるのはおかしい。
そんな風に思っていたように思います。
(言葉にすると、いい歳して中二病のようですが)
負けると異常に悔しさがわきあがる。勝つと、もっと勝ちたい気がしてくる。そして止まらなくなる。
その原因の一端は、上記のことが関わっているような気がします。
ネット将棋をやっていても依存症にならない人は、今の実力(現実)を受け入れているのではないでしょうか。
だから、勝ったり負けたりしても、普通に楽しめるのだと思います。
勝ったり負けたりしたときに感情が大きく揺れるのは、現実を直視していないからだとわかりました。

