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渡辺竜王の強さが光る


先ほど、竜王戦の第5局が終わって、渡辺竜王が勝利。
竜王というビッグタイトルで9連覇の偉業を達成しました。

後手の渡辺竜王が押していた将棋でしたが、丸山九段も受けと攻めを丁寧に指し分けて、最後の最後で情勢が混沌とした大熱戦でした。

最後、両者1分将棋の段階。
後手の渡辺竜王が攻めに手数をかけると一気に逆転になる緊迫の場面。



後手は緩手を指すと逆転負けの模様。先手が上部に逃げればつかまらないし、手数をかけると後手玉が危ない。
そこで、竜王の一手は・・・。

「次の一手」の問題になりそうな、すごい手がありました。



1九角成。
素人の私から見ると、「えっ。大丈夫なの?」と思いましたが、これを見た丸山九段はすぐに頭を抱えてたそうです。負けを直感したのかも知れません。

棋譜解説の感想戦にもありましたが、この局面で同飛とすると、6八歩に利いていた飛車がずれちゃうんですね。すると一気に形勢が傾いちゃうわけです。同飛の後は、△7七金▲5七玉△6八角成▲4八玉△3六銀。



先手の攻め駒として要だった桂馬を取りながら、玉に迫った形。先手の攻め駒が整理されて後手玉が安全になり、先手玉の入玉も消えて、しかも後手は質駒の銀をいつでも取れるから攻めが切れない、というトリプルパンチ。

ということで、同飛と取れない丸山九段は4五香と銀を取って攻めましたが、後手玉は詰まない形で投了と相成りました。

今回の竜王戦シリーズは、渡辺竜王の強さを印象付ける戦いでした。
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by clickshogi | 2012-11-29 22:11 | プロ将棋観戦 | Comments(0)