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菊池寛の将棋上達法


文学者の菊池寛は、麻雀や競馬に熱中した趣味人として知られていますが、将棋にも関心をもっていたようです。

「将棋」という随筆が残っていて、青空文庫で読むことができます。
菊池寛の「将棋」(無料)

この中で、自身の将棋歴を振り返りながら、上達法を述べています。

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将棋の上達方法は、誰人も聴きたいところであらうと思ふが、結局盤数を指すのが一番だと思ふ。ことに、自分より二枚位強い人に、二枚から指し、飛香、飛、角、香と上つて行くのが、一番たしかな上達方法だと思ふ。
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つまり、「強い人との駒落ち対局」が一番たしかな上達法だということです。

「二枚位強い人」というのは、飛車角の2枚落ちで対局するくらい実力差が開いている人です。
飛車と角を落として対等ということは、将棋倶楽部24のレーティングでいえば600くらい上の人になるでしょうか。

そういう人と数多く指して、自分の実力が上がるたびに「飛車香車落ち」「飛車落ち」「角落ち」「香車落ち」と落とす駒を弱くしていく。

強い人からマンツーマン指導を受けているようなものですから、強くなって当然ですね。
駒落ちにすれば中盤くらいまでは局面に差がつかない状態にできるので、なおさら上達が早くなります。


ちなみに、上記の随筆には、定跡の大切さとか対局の心構えについても書かれています。

特に定跡については「定跡を知らないで上手と指すことは、下駄履きで、日本アルプスへ登るやうなつまらない労力の浪費である。」とまで言い切っています。

定跡を勉強しないで将棋を指すのは、「つまらない労力の浪費」・・・・
ズシリと突き刺さる言葉です。
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by clickshogi | 2012-11-26 22:56 | ネット将棋に強くなるには | Comments(0)