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羽生二冠の鬼手炸裂


昨日の王座戦第4局。
渡辺二冠 VS 羽生二冠の対局は、千日手の末、指しなおし局が深夜2時まで続く大激闘でした。

千日手局で羽生二冠の放った手が話題になりました。

この局面。
後手(羽生二冠)の手番。



先手に詰みはなく、後手に詰めろがかかっています。
後手は金を使って守らざるを得ない状況。

ポイントは、ここまでの経緯です。
もともと後手の羽生二冠が押していた将棋で、控え室でも後手優勢で一致していたほどでした。

それが渡辺二冠の驚異的な粘りで、形成不明までもつれてしまって、とうとう「先手詰まず、後手詰めろ」へ。

つまり、何度も羽生VS渡辺戦で見てきたような、「渡辺竜王の驚異的な粘りで逆転」といった空気がただよっていたのです。

そこで、羽生二冠が放った手が以下。



歩頭に銀打ち。後手の詰み筋はここに桂馬が打たれるので、詰めろを消した犠打になっているわけですが、なんとこれが先手の詰めろになるという。
「詰めろ逃れの詰めろ」の鬼手でした。

これで千日手を獲得。
逆転模様の将棋を「引き分け」に持ち込んだことになります。

こうなると羽生ペースで、指し直し局は怒涛の攻めで王座復位を果たしました。

いやー、今回の羽生VS渡辺戦も、ほんとに熱戦でした。
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by clickshogi | 2012-10-04 22:51 | プロ将棋観戦 | Comments(0)