プロ将棋のタイトル観戦とか、ネット将棋とか、案外そういう些細なことで日常に張りが出たりします。
人生に変化がなくなってくるということかも知れません。
日常に変化がなくなっていくのは良くないですが、歳をとるとほとんどのことが想定内になります。
起業してみても、数年もたてば想定内のことばかりになって、すべてが日常の繰り返しになってきます。
日常の繰り返しが増えてくるいっぽうで、人生でどうにもならないことに直面するのが歳をとるということかも知れません。
だから、心の避難所のようなものが必要なんでしょうか。
オスカーワイルドが言っていました。「単純な楽しみ」が心の避難所だと。
それが趣味だと思います。
子供の頃、大人の人たちがプロ野球に熱中するのを見ては「いかがなものか?」と心の中で思っていました。他人の応援ではなく自分の人生に熱中したらどうかと思っていたのです。かわいくない子供でした。
しかし、今では、観戦に熱中できることを有難いと痛感しています。