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電王戦第5局の観戦記が遅れてる
観戦記は棋戦の楽しみの一つです。

第2回電王戦の観戦記も堪能しました。

第2回電王戦の観戦記 一覧

<観戦記者>
第1局 夢枕獏
第2局 先崎学
第3局 大崎善生
第4局 河口俊彦
第5局 夢枕獏

観戦記者もタレント揃い。

今回の目玉人選は、夢枕獏さんでしょうか。意表をついています。

ただ、その夢枕獏さんによる第5局の観戦記が遅れに遅れています。

4月25日に配信予定でしたが、4月29日の現在まで配信されていません。

第1局の観戦記があまりに自由奔放で、観戦記になっていないことにクレームがきたのでしょうか(笑

あるいは、ニコニコ超会議の影響かな。

待たされると、期待が高まってしまいますね。
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by clickshogi | 2013-04-29 00:59 | 将棋ソフト | Comments(0)
アドバンスド将棋とか見世物とか
今朝の日経新聞で、コンピュータ将棋の記事が8段ぶち抜きで掲載されていました。

第2回電王戦の結果を受けて、今後の将棋界を考える内容でした。

その中で、以下の2点が印象に残りました。


▼アドバンスド・将棋

チェスの世界では、パソコンの持ち込みを許可した「アドバンスド・チェス」という対局があるそうです。

コンピュータを道具として使うことで、さらに質の高い対局を目指すものだとか。

記事の中で、そういった対局の方法もあると指摘していました。

これはイイ(・∀・) と思って、「アドバンスド将棋」で検索したら、先月、電気通信大学でその試みがあったそうです。

アドバンスド将棋イベント

いずれプロ将棋界でも開催されるのでは?

今はコンピュータ将棋とプロ棋士の実力がぎりぎり拮抗しているから、両者の対局に関心が集まります。

やがて、コンピュータ将棋が圧倒的に強くなった時代には、コンピュータを道具として使った対局に関心が移りそうです。

もしかしたら、電王戦はその方向に行くかも知れませんね。


▼見世物だという懸念について

日経新聞の記事の中に、次のような内容がありました。

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(コンピュータとの対局は)「将棋に人生をかけたプロ棋士が、見世物に」(なる懸念がある)
-----

こういった心配をする記事に驚きました。

私は、「プロ」というのは「見世物」のことだと思っていたからです。

たとえば、草野球は見世物ではなく、プロ野球は見世物です。

草野球の天才であっても、1円にもなりません。

素人とプロとの違いは、強いかどうかではなく、見世物かどうか、という点です。

見世物が嫌なら、プロをやめて、人知れずやっていればいいと思います。

プロになるというのは、見世物になることを意味します。
そうでなければ、経済的に成り立ちません。

イチローが素晴らしいのは、メジャーリーグという見世物を沸かせるからです。
「僕は野球が好きなだけなんだ。見世物じゃない」というなら、プロをやめて草野球をやるしかありません。

コンピュータ将棋との対局は、世紀の見世物です。
それは「プロ冥利に尽きる」ものであって、「見世物になるから嫌だ」というものではない。

ですから、将棋に人生をかけている人を見世物にするのは可哀想、というような発想で書かれた記事には、違和感があります。

将棋に人生をかけた人だからこそ、その舞台に上がることが許されるのです。
それは名誉なことです。
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by clickshogi | 2013-04-27 17:07 | 将棋コラム | Comments(0)
棋聖戦の挑戦者は渡辺三冠
棋聖タイトルの挑戦者決定戦が26日にありました。

「渡辺三冠VS郷田九段」

中継サイト

渡辺三冠が勝利して、挑戦者となりました。

渡辺三冠が終始有利に進めていましたが、郷田九段が攻めをつないできわどい終盤へと持ち込みました。

しかし、さすがの渡辺三冠は、終盤の勝負どころまでしっかり時間を残していました。

際どい切り合いにも見えましたが、渡辺三冠はきっちり読み切っていたのでしょう。

これで、棋聖戦は、「羽生三冠VS渡辺三冠」というゴールデンカードが実現。

6月からの対局が楽しみです。
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by clickshogi | 2013-04-26 23:54 | プロ将棋観戦 | Comments(0)
5手詰ハンドブック
今まで何度も「5手詰ハンドブック」に記事で触れてきましたが、本のレビューはまだでした。

3手詰ハンドブック7手詰ハンドブックは記事にしたので、今回は5手詰ハンドブックを取り上げます。

5手詰ハンドブック

詰将棋の本は山ほどあるのに、なぜ、この5手詰ハンドブックは人気があるのか。

たぶん、一目の直感を外す問題が多いからだと思います。

「この駒の配置なら、このあたりかな?」と思うような第1感がハズレになる問題ばかりです。

棋力のある人にとっては、第一感が正解なのかも知れませんが、私のレベルでは本当に「考えさせられる問題」ばかりです。

たった5手詰なのに、すぐに解けない。「あれれっ?」と考えさせられる。それでいて、駒の配置は実戦形を残しているのでトリッキーではない。

つまり、神がかり的な良問揃いなんです。

本書に収録された200問の中で、個人的なベスト問題はこれ。



私が一番てこずった問題です。
どうでしょうか。

一手目は、無意識に除外してしまうような「一見悪手」を指さなくてはいけません。

5手詰なので、初手で動かせる駒は限られているし、その後の分岐も多くありません。
それでいて、「絶対にこの手はない」と無意識で思い込んでしまっているために、どうしても正解が見えませんでした。

ようやく正解がわかったときには思わず唸りました。

本書には、こういった良問が多いです。
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by clickshogi | 2013-04-25 23:19 | 将棋本レビュー | Comments(2)
羽生三冠の不調
名人戦第2局は、森内名人の快勝となりました。

うーん。羽生三冠は不調なのかも知れません。
薄い陣形→手に困って戦端を開く→飛車を成りこまれて一気に終わる、といった感じでした。

ニコニコ解説の高橋道雄九段が言っていたように、森内名人はごく自然体で普通に指していて、そのまま勝ってしまったという印象。

横綱将棋と言うのでしょうか。
森内名人が楽に勝ってしまった将棋だと思います。

終盤、羽生三冠は持ちゴマの角を自陣の5一に打って徹底抗戦の構え。しかし、3三に馬を戻して粘る順を選ばず、あっけなく投了となりました。

不調なときは、こういった将棋になるのかも知れませんね。
人間なので不調なときはあって当然です。
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by clickshogi | 2013-04-24 20:23 | プロ将棋観戦 | Comments(6)
電王戦にいつ出るか? 次でしょ!
第2回電王戦では、コンピュータ将棋の強さが明らかになりました。

そして、これからもっと強くなることが確実です。

来年の第3回電王戦あたりが、プロ棋士がコンピュータ将棋に勝つラストチャンスになるような気がします。

5年後10年後になれば、コンピュータ将棋にたいして手の打ちようがなくなるはずです。

羽生三冠、渡辺三冠、森内名人という最強棋士たちには、できるだけ早く、来年あたりに出場してほしいと思います。

「コンピュータ将棋には負けて当然」という時代になったら手遅れです。そのときになって出場しても、まったく盛り上がりません。

「フェラーリとのマラソン勝負」のようなイベントがあっても、結果が明白なので会場は寒い空気になるだけです。(むしろ、お笑い番組の企画みたいに「ネタ」になってしまいます)

ということで、出るならできるだけ早く、来年がベストだと思います。

逆に、タイトル棋士たちが一度も出ないというのは、もっとも避けたいことです。この時代に生きていながら、一度も公式戦でコンピュータと戦わないとしたら、それは残念なことです。人類を代表してコンピュータと戦うのは、人類最強の棋士たちの名誉のはずですから。

ということで、手遅れにならないうちに、最強の棋士たちすべてに出場してほしい。そして、名勝負を繰り広げてほしいな、というのがファンの率直な気持ちです。

チェスの世界では、コンピュータが勝つに決まっているので、「コンピュータVS人間」なんて話題にもならないらしいですね。

将棋も遠からずそうなることは確実です。

第3回の電王戦が最後のチャンスだと思って、将棋界の最強布陣を期待します。

毎年A級棋士が1人登場なんていうのは、やめてほしいところです。
「戦力の逐次投入」は旧日本軍の悪癖です。戦力を小出しにしては敗北を重ねました。ノモンハンから終戦まで繰り返された失敗の法則です。

勝つチャンスのあるときに全戦力でぶつからないと、勝利を得ることはできないと思います。
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by clickshogi | 2013-04-22 22:06 | 将棋ソフト | Comments(8)
コンピュータ将棋の「無慈悲な」強さ
第2回電王戦を振り返ってみると、コンピュータの強さが印象に残っています。

▼0勝3敗

人間側の「1勝3敗1分け」という結果になっていますが、この数字は現実を反映していないと思います。

人間側が勝った第1局ですが、阿部四段の事前研究が勝因だったと聞いています。

コンピュータなので同じ局面で同じ手順を指すということもあって、序盤に穴があると何度でも再現してしまう。その穴を前もって借りた同一ソフトで探し当て、それを実戦で披露したということのようです。

きっちり勝つ算段を用意した阿部四段は素晴らしいのですが、いわゆる「実力勝ち」とはちょっと意味合いが違うかも知れませんね。

同一ソフトの貸し出しを許可した運営側のミスといえるでしょう。

第4局の引き分けは、入玉戦にたいするコンピュータの弱点をついた特異な対局でした。

本来だったら勝ち目のない「終わっている」将棋だったので、「実力勝負の引き分け」というのは無理がありそうです。(もちろん、勝負にこだわった塚田九段の執念は賞賛に値します)

ということで、人間側の「0勝3敗」というのが、現実の数字です。

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(追記)
第1局の勝利、第4局の引き分け、という結果に異論があるわけではありません。
上記で言いたかったのは、「コンピュータと人間のどちらが強いか」という棋力判定の話です。

第1局はコンピュータ将棋より棋力があることを示したことにならず、第4局はコンピュータ将棋と同等の棋力があることを示したことにならない、という話です。
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▼三浦八段の敗北は衝撃だった

誰もが認めるトップ棋士の三浦八段が、大差で負けてしまいました。
この衝撃は、予想以上です。

多くの人が、「普通の棋士は負けることがあっても、トップ棋士は別だろう」と思っていたのではないでしょうか。

トップ棋士は別。
天才は別。

今まで、「最近のコンピュータは強くなった」といった言葉の前には、「人間の中の天才には敵わないだろうけど」という前提があったように思います。

これからは、天才とかトップ棋士とか、そういう問題ではなく、「コンピュータ将棋は人間より強い」と認める時期に来ているようです。

Puella αの伊藤さんが「コンピュータ将棋は名人を超えていると思う」と発言したときに、それに同意した人はほとんどいませんでした。しかし、今となっては意義の唱えようがありません。


▼電王戦はあと数回で終わりそう

第3回電王戦もぜひ開催してほしいですが、現状でこうだと、来年はさらに厳しい戦いになりそうですね。

一つの懸念があります。
プロ棋士側がどうやっても勝てそうにない棋戦になったとき、電王戦をどうするのかという問題です。

コンピュータは終盤が反則級に強いわけですが、今回の電王戦でほとんど発揮する機会がありませんでした。(唯一、第3局の将棋にその片鱗が出ていましたが)

人間側はそこまでもっていけないわけです。
つまり、互角以上の状態で終盤に入るのが難しい。

これでさらに序盤に磨きがかかって、コンピュータの無理攻め体質にも修正が入ったら、どうにもならないと思います。

「人間側が勝てるかも」という期待が持てなくなったとき、電王戦は継続できるのでしょうか。

ルール変更などで多少の延命をはかっても、電王戦を10年20年と続けるのは無理そうです。
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by clickshogi | 2013-04-21 17:00 | 将棋ソフト | Comments(9)
第2回電王戦が終結
第2回電王戦の第5局。

「三浦弘行八段 VS GPS将棋」

結果はGPS将棋の見事な勝利でした。

攻めが続くか、切れるか、という対局。
どのコンピュータ将棋もアグレッシブですね。
電王戦の全局が、コンピュータの攻めて人間側が受ける、という対局でした。

序盤こそ先手の三浦八段が指せそうな景色でしたが、中盤以降は一方的だった印象さえ残ってしまいます。

解説を聞いていても、それほど「後手の攻めが切れそう」という感じではありませんでした。

三浦八段はA級上位の棋士で、間違いなく現在のトップ棋士の一人ですが、その持ち味を発揮するチャンスがなかったように思います。

うーん。残念です。
GPS将棋は本当に強かった。

第2回電王戦がとうとう終わってしまいました。
結果は残念でしたが、本当にドラマチックで素晴らしい5週間でした。


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今回の電王戦を成功に導いたことで、ドワンゴは名を上げましたね。

実際、かっこいいPVにしても斬新な解説会場にしても、先端ネット企業のセンスが光りました。

最後の記者会見で、ドワンゴ会長が「ドワンゴはなるべく目立たないように引っ込んでいたい」といったことを語っていたのが印象的でした。この感覚は、天性の経営者ならでは(笑

プラットフォームを提供する企業は強大な権力をもっていますので、反感をもたれないようにできるだけ謙虚になって愛されるのが正解なのでしょう。

これからも、ニコニコ動画は成長しそうです。
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by clickshogi | 2013-04-20 21:29 | 将棋ソフト | Comments(2)
プロ棋戦は一定の曜日で
第2回電王戦はすごい盛り上がっています。

その理由として、決まった曜日に対局が行われている点が大きいと思います。5番勝負が5週連続で土曜日に開催されています。

将棋ファンとしては、土曜日が近づいてくると、ワクワク感があります。

これが他のタイトル戦のように、まったく不規則だったらどうでしょうか。火曜に対局したと思ったら、次の対局は2週間後の金曜とか。

対局日を覚えてられないので、対局があることを「ふいに思い出してワクワクする」ことができません。

これは大きいですよ。
テレビ番組を例にするとわかりやすいです。

たとえば、NHK大河ドラマ。
毎週の日曜8時と決まっているから、視聴者は楽しみにできるわけです。

これがまったくの不規則な放映になって、あるときは土曜、あるときは火曜日、しかも、隔週だったりと、バラバラになったらどうでしょうか。

おそらく視聴率は3%くらいまで下がると思いますよ。
どんなに面白いドラマでも人気は出ません。

コンテンツを面白くすることも大切ですが、それ以上に顧客との接点に気を使った方がいいと思います。どんなに優れた商品を作っても、流通で失敗したらビジネスは成り立ちません。

運営上の理由はいろいろあるとは思いますが、タイトル戦の番勝負は、毎週連続で決まった曜日に開催するのが適切ではないでしょうか。

対局の注目度は、2倍3倍に上がると思います。
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by clickshogi | 2013-04-19 08:02 | 将棋コラム | Comments(0)
今後のコンピュータ将棋対局に一抹の不安
先週土曜日の「塚田九段 VS puella α」の対局は、いろいろと反響が大きいですね。
特異な一局だったことは間違いないです。

前回の記事に書いたように、塚田九段の執念に感銘を受けました。

一方で、コンピュータの弱点に期待したイレギュラーな内容だったことも事実です。

puella αの開発者である伊藤さんのブログも話題になっています。

第2回電王戦

アンチコンピュータ戦略、それに対するアンチ・アンチコンピュータ戦略、…とやっていくと、どんどん将棋としてはつまらなくなっていくような気もします。」という一文が印象深いです。

コメントのコメント

入玉対策について
「こっちも限られた時間とリソースの中でやりくりしてるわけですよ。何でもかんでもできるわけではない。「最小のコストで、最大限の効果を目指す」が当然だと思ってます。
と語られています。

いや、本当に、これからのコンピュータ将棋はどうなっていくのでしょうか。

相手に弱点があるなら、そこをついていくのは当然です。
それはやらなきゃ勝負じゃない。

しかし、その結果、将棋の内容が貧相になっていく懸念があります。
イレギュラー的な将棋が増えていくことでしょう。

米長前会長は、インタビュー映像の中で、「プロ棋士が見栄をもたずに、コンピュータをしっかり研究して対策すれば勝てる」というようなことを語っていました。

つまり、将棋の内容より、とことん勝負にこだわれと。
第1回電王戦もそういう一局でしたね。
最初から入玉狙いの泥沼流でした。

しかし、結果として、人間同士だったらありえないイレギュラー将棋ばかりになるのは、やはりファンとしては残念です。

ということで、コンピュータ将棋側に弱点をなくしていただくより他に方法がないんです。

しかし、開発者の方々は、「限られたリソースでやっているので・・・」とおっしゃる。

うーん。どうしたものでしょうか。
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by clickshogi | 2013-04-17 07:55 | 将棋ソフト | Comments(4)