ブログトップ
ネット将棋生活
ネット将棋とSOHO生活。将棋倶楽部24は卒業
詰将棋はすぐに解答を見る
詰将棋をやるときに制限時間を決める人とそうでない人がいるようです。

私の場合は、自分で解けるまで考え続けます。
玉を詰ます手筋を見つけたときの喜びを味わいたいからです。
見方によっては効率の悪いやり方だと思います。

以前に書きましたが、ネット将棋に強くなるためには詰みのパターンを数多く知ることが有効です。
ネット将棋はほとんどが早指しの30秒将棋ですから、高段者であっても5手詰めの筋を見落とすことがあるくらいで、詰みパターンを知っているかどうかが重要になります。

ということは、詰将棋を解けるまで考えるのではなく、20秒くらい考えてわからなければ解答を見て、たくさんの問題に触れておいた方が強くなると思います。

これを書いていて学生時代の数学を思い出しました。
よく言われることですが、「数学は暗記科目」だということです。
自分で考えて時間を浪費するよりも、すぐに解答を見る。そして数多くの解法パターンを覚えてしまった方が偏差値が上がるという話です。

やはり私は解けるまでえんえんと考えてしまうタイプで、数学は苦手でした。

要するに、詰将棋であれ数学であれ、答えが存在する問題については、答えを先に見てパターンを覚えてしまうこと。その方が、早く結果に結びつくものです。
ページをめくれば答えが書いてあるのにウンウン考えるというのは非効率極まりないことなので、出来るタイプの人がその光景を見たら、「何やってんの?」と言うことでしょう。

では、暗記するばかりで考えることをしないのか?と言えば、さにあらず。
答えのない問題については、時間を惜しまず取り組むということではないでしょうか。

将棋で言うなら、感想戦になると思います。
感想戦においては1手違えば無数に変化が枝分かれしますので、答えのない問題といえるでしょう。こういったことに時間をふんだんに使って、考えに考えて、自分の将棋観を深めていく。

つまり、いわゆる出来るタイプの人たちの基本スタンスというのは、以下のようなものかも知れません。
・すでに答えのある問題は丸暗記。
・まだ答えのない問題には全力で取り組む。

将棋でいうなら、詰将棋と定跡は丸暗記。感想戦と次の一手は真剣に取り組む。
たしかに上達しそうな気がします。
[PR]
by clickshogi | 2011-04-13 16:14 | ネット将棋に強くなるには | Comments(4)
Commented by えいとぼーる at 2011-05-12 01:08 x
詰将棋を丸暗記って・・・。それなら、最初から解かずに、丸暗記したら最善ということでしょうか?詰将棋の効果は、自力で多くの手順を読み切る点にあります。答えを見て、暗記して、実力アップというのは初心者からせいぜい中級者までにあてはまる理論です。有段者にはちょっと損な活用でしょう。とはいえ、私も日々苦労してますが。(一応24では五段です。)
Commented by clickshogi at 2011-05-12 02:36
まったく考えず解答を見るのはたしかに良くないと思うのですが、本文記事にあるように「20秒くらい考えてわからなければ解答を見て」というのはどうでしょうか? ネット将棋の早指しは30秒で答えを出さないといけないという特性もありますので、考える時間を減らして、その代わり多くの問題に触れた方が、ネット将棋で強くなるのではないかという趣旨でした。ただ、私自身が3段ということもあって、5段以上の高段者の世界はわかりかねる部分があります。反射神経を鍛えるという発想だけでは、高段から先が難しくなるのかも知れませんね。
Commented by えいと at 2011-05-13 01:14 x
私の考えが正しいとは限りませんが、私の考えでは、17手くらいまでの詰将棋をたくさん自力で解くのが近道だと思います。もちろん、筋を暗記するのも大事だと思いますが、くまなく変化を読み切る力をつけるほうがより重要だと思います。30秒で答えを出さないといけないのは、実際の対局だけです。仮に30分かかって詰将棋が解ければ、きっと次には同じような問題を5分とか短時間で解ける力がついているでしょう。そしてその次にはもっと短い時間で解けるはずです。身につけるのは、有段者レベルでは答えではなく、短時間で正解にたどりつく解き方だと思います。正解だけ見たら、それ以外の変化を読まないことになりますから、似た形での応用が利かない可能性が高いと思います。そういう意味でももったいない勉強方法な気がします。とはいえ、暗記するのも有効な方法ですから、本当はどちらが近道なのかはわかりませんね。私自身五段から伸び悩んでますから・・・。
Commented by clickshogi at 2011-05-16 01:02
暗記を重視するか、考えるプロセスによって得られるものを重視するか。どの分野でも通じるテーマになりそうですね。量を取るか、質を取るか、の問題と言い換えることができるかも知れません。より高いレベルでは、「変化を読み切る力」という質の向上がやはり重要だと思います。記事の中で、「数学も暗記」という話を書きましたが、中高生が偏差値を上げるという低いレベルの話では暗記の方が効率が良くて、数学の研究といった高いレベルになれば、暗記はまさに応用が利かないですからプロセスが重要になると思います。それと、目標が高い場合は、最初からプロセスを重視しておいた方が伸びシロが増えるような気もしますし、目標を低いレベルに置くなら暗記で効率を追った方が賢明といえそうです。このテーマは話題が尽きないですね。今後も気づいたことがあったらまた記事にしてみたいです。
<< 名人戦第二局はすでに激戦 棋譜と著作権 >>