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ネット将棋生活
ネット将棋とSOHO生活。将棋倶楽部24は卒業
三浦九段のソフト不正疑惑が決着?
三浦九段のソフト不正疑惑のニュースがありました。

日本将棋連盟が設けた第三者の調査委員会が「不正の証拠はない」という結論に達しました。三浦九段のスマホを調べても不正の痕跡はなかったとか。

それを受けて、日本将棋連盟の谷川九段が三浦九段に謝罪する内容の会見をしました。三浦九段は会見で「元に戻してほしい」と訴えました。

話題になっていた「将棋ソフトとの指し手一致率」については、バラツキがあるので証拠にならないとのこと。

うーん。たしかに終盤に入れば一致しても不思議はないし、「何%一致すれば黒」という線引きができない。証拠として採用するのは無理でしょう。

以下の2点の疑問が残りました。

三浦九段が一手ごとの離席を繰り返したという話がある。これについての事実関係と理由。

もし事実であれば納得のいく説明がほしいところ。

もう1つ。そもそもスマホを解析して証拠がないことの具体的な説明。

遠隔操作のアプリを入れたら、アンインストールしても痕跡は残りそうだけど、このあたりの詳しい報告がありません。スマホやPCの痕跡は残るものなのか、消せるものなのか。調べることでどこまでわかるのか。この点の技術的な解説がない。

そもそも提出されたスマホが疑惑の対局日と同一のものか?という点から調べたのかどうかを説明していない。

第三者の調査委員会というのがどの程度の調査能力があるのかまったく不明です

ともかく、その第三者の調査委員会の報告をメディアで見ても、「なるほど。三浦九段の疑惑は晴れた!」というにはほど遠い内容だったので、なんだかモヤモヤしている。

もちろん、まったく冤罪である可能性もあるので、疑った目で見るのは間違っているとは思うけど。

明確な証拠がない状態で、「やったに違いない」という空気が将棋界にあったわけです。冤罪はそうやって生まれるのかもしれない

疑わしきは罰せずの原則を守るようにしたいものです。(当ブログでも、完全中立とは言い切れない記述があったので反省しています)

確実に言えるのはひとつ。不正ができないシステムを作っていくことが大切だということ。

あと、奨励会も徹底した不正対策が必要ですね。10代の若い時期ほど、ITに詳しい人も多いし、若気の至りで一線を越えてしまうケースが多い。むしろ不正防止は奨励会の方を重点的にやった方がいいかもしれません。


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# by clickshogi | 2016-12-27 22:46 | プロ将棋観戦 | Comments(0)
竜王戦が盛り上がる
渡辺竜王に丸山九段が挑戦している竜王戦は、勝ち星が3勝で並びました。次が決戦です。

三浦九段の出場停止で波乱の幕開けとなった今期の竜王戦ですが、熱戦が続いて盛り上がってますね。

第6戦は丸山九段の猛攻で、二日目の午前中に終わるのではないかという将棋。

渡辺VS丸山の竜王戦というと、2011年、2012年がありますが、そのときは渡辺竜王の貫禄勝ちでした。

そのときの印象が強かったわけですが、今期は互角の戦いです。

こうなると、三浦九段の疑惑が遠い昔の事のように思えてくるから不思議です。

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# by clickshogi | 2016-12-08 17:22 | プロ将棋観戦 | Comments(0)
人生を振り返ったときの感慨
元女流棋士の林葉直子さんのブログをよく拝見しています。

→ 最後の食卓(林葉直子オフィシャルブログ)

病気になった後も、元気そうな様子がつづられていて安心します。

林葉直子さんについては、2年前にスポニチが記事にしています。

→ 林葉直子 死の淵に立つも「生きることを捨ててはいません」

この記事はテレビ番組をまとめたものです。

大病をして死の淵に立ったときに、「本当に自分の人生、楽しかった」という心境に至るのは、本当に素晴らしいことだと思いました。

私も中年になって、余命とか死について意識することがあります。

「好きなことをやってきた。後悔はない」と感じられるかどうかが、一番大切なことだとつくづく感じます。

日常を漠然と生きていると、どうしても将来不安が頭をかすめて、不安から逃れるために金とか世間のしがらみが重きをなすようになります。

将来不安は、死の不安を直視していないから沸き上がると思います。死を思えば、金や世間に囚われて生きるなんてありえないことです。

要するに、死の意識が足りないと、金や世間体を目指すようになってしまう。

就職活動をしている若者たちの様子をみると、将来不安にかられている人が多いように見えます。私自身もかつてはそうでした。

じゃあ、何を指針に生きるべきか。

それは「楽しかった。好きなことをやってきた」と林葉さんのように人生を振り返ることができることです。

死を前にしたときのことを考えて、そう自らの人生を振り返ることができるかどうか。これが私にとっての生きる指針です。

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# by clickshogi | 2016-11-05 15:29 | 将棋から学んだこと | Comments(0)
藤井システムが終わってないとしたら
先月、第24期銀河戦で、藤井九段が優勝しました。

藤井九段は順位戦でB2まで降級していますし、最近公式戦の上位で見かけないこともあり、意外感はありました。

しかし、もともと力のある棋士ですから、まだまだタイトルに手が届くのかも知れません。

むしろ、驚いたのは、採用された戦法です。

藤井九段は決勝トーナメントですべて藤井システムを選択しました。

  • 船江恒平五段 vs 藤井猛九段 藤井システム
  • 梶浦宏孝四段 vs 藤井猛九段 藤井システム
  • 藤井猛九段 vs 横山泰明六段 藤井システム
  • 藤井猛九段 vs 広瀬章人八段 藤井システム

自ら開拓した戦法で見事な勝利を重ねました。

藤井システムはまだまだ健在ということが明らかです。

プロの棋戦で戦法が使われなくなったとしたら、対策が完了して勝てないと結論がでたから

ずっとそう考えていたのですが、そうでもないのでしょうか。

なぜ今までプロの棋戦で藤井システムが採用されなくなったのか、実に謎です。藤井九段自体が、ほとんど採用しませんでした。

消えた戦法の謎」の勝又教授に聞いてみたいところです。
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# by clickshogi | 2016-10-30 17:25 | プロ将棋観戦 | Comments(0)
対局の解説で知りたいのは将棋ソフトの見解
竜王戦の第二局がはじまっています。

棋譜中継を見ていて、知りたいことが書かれていないと思いました。

ファンが知りたいのは・・・

  • 将棋ソフトは現在の局面をどう判定するのか
  • 将棋ソフトは次の一手に何を挙げているのか

今までのように控室のプロ棋士の見解ではなく、将棋ソフトはどう見ているのか?を知りたい。

プロよりも将棋ソフトが強い時代になりましたので、当然そうなります。

今でも、棋譜解説でたまーに、「ponanzaは○○を挙げていた」みたいな解説が入るけど、少なすぎです。ファンが知りたいのはそこなんだから、一手ごとに将棋ソフトの見解を知りたい。

将棋ソフトの見解を抜きにしてプロ棋士が何を語っても、「将棋ソフトは何を言ってるの?」という感想も持ってしまう。将棋ソフトの方が強いんだから、そう感じるのはしょうがないことです。

だからといって、プロ棋士の解説が不要なわけではありません

将棋ソフトの有力手がわかっても、アマチュアにはその手の意味がわからない。そこはプロ棋士の解説を聞きたいわけです。

どの棋戦からそうなるかわかりませんが、できるだけ早く、一手ごとに将棋ソフトの判定と次の有力手を紹介してもらいたいものです。(それにたいするプロ棋士の見解も加えて)

2chではファンが一手ごとに将棋ソフトの見解を紹介して、議論していると思いますが、プロ棋士の解説がないので読む気がしません。

それにしても、将棋ソフトがプロ棋士を超えるようになった今、将棋の楽しみ方の一つ一つが変わっていきそうです。

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# by clickshogi | 2016-10-27 18:24 | プロ将棋観戦 | Comments(0)